山一園は静岡県産茶葉オンリーです。なぜなら、日々の仕入れで、茶生産農家さんと話し、その茶園の様子を把握してこそ、いいお茶づくりができるという信念を持っているからです。茶処静岡で茶業にたずさわり、2016年で創業50年を迎えた山一園製茶。これからも、農家さんといろんなお話、研鑽をさせていただき、おいしい静岡茶をつくり続けます。
住所 | 〒421-0206 静岡県焼津市上新田862-1 |
---|---|
TEL | 054-622-1724 |
URL | https://www.yamaichien.com/ |
雇用形態 |
会社紹介
業務内容
お茶の製造・販売事業
主要製品・サービス
お茶製品(煎茶、放任茶、棒茶(茎茶)、棒茶オリジナルブレンド、ティーバッグ、ほうじ茶 他)
山一園製茶の3つのこだわり
私たち山一園製茶では、3つのこだわりを持って、お客様によりよいお茶をお届けできるよう取り組んでおります。是非、私たちのこだわりをご理解の上、ご愛飲いただけると嬉しく思います。
1.賞味期限を6ヶ月にしている
通常お茶の賞味期限は1年です。しかし山一園製茶では、賞味期限を6ヶ月としています。その理由は、新鮮なお茶の香りと味をお客様にお届けしたいからです。 お茶には水分が含まれています。生葉から茶農家さんが製造してつくる荒茶では水分量が10~15%と言われています。そのままでは、酸化してしまうため、保存には適しません。山一園では火入れ、乾燥工程をして水分量を減らしていきます。通常賞味期限が1年のお茶は水分量が3~5%です。火入れ、乾燥をしっかりすると、火香が強くなり、お茶本来の香りや味が損なわれることにもなります。
山一園ではお茶本来の香りや旨みを残すため。乾燥、火入れ時間を短くしています。そのためほかのお茶より水分量が多くなり、賞味期限も6ヶ月とみじかくなっています。
お客様の手元にとどいて、封を開けたときに感じるお茶の香り。山一園が大切にしていること。6ヶ月の賞味期限には、そんな思いが込められています。
2.深蒸し茶
山一園のお茶は、深蒸し茶です。生葉を摘んで最初におこなう工程が、生葉を蒸気で蒸すことです。深蒸し茶は蒸気で蒸す時間が長い、つまり深く蒸すから深蒸し茶と呼ばれています。一般的な「普通蒸し茶」は30秒~40秒の蒸し時間ですが、「深蒸し茶」はその倍、60秒~80秒蒸します。
長く蒸すことによって、お茶の繊維質が分解し、葉が細かくなり、苦み成分のタンニンが他の成分とくっつき、苦みを抑えた、甘さを感じるほどの旨みのお茶となります。「子どもでも美味しく飲めるお茶をつくりたい」先代の言葉です。山一園はその教えを守り、深蒸し製法に適した茶葉を厳選して製造しています。
また深蒸し茶は、抗酸化作用のあるβカロテン、血行促進作用や免疫機能改善効果のあるビタミンE、そして町内環境を整える働きのあるクロロフィルが溶け出しやすく、NHKためしてガッテンでも放映されたように、体にとても優しいお茶です。深蒸し茶へのこだわり、それは濃緑な水色、旨み、そして健康。この3つが優れているからです。
3.気楽に飲める棒茶
山一園は創業以来、棒茶にとことんこだわっています。棒茶は茎茶とも言われ、生葉から荒茶をつくる過程で、棒茶の原料となる電棒(でんぼう)ができたり、仕上げ茶をつくるときに、茎の部分を取り除きます。山一園の棒茶は旨みいっぱいの深蒸し茶からの原料のみを仕入れています。
棒茶は茶葉と比べて、旨みと甘み成分であるテアニンが約2倍、香ばしさの香り成分であるビラジンスが約1.5倍、甘い香り成分のゲラニオール・リナロールが約4倍含まれれていると言われています。この美味しい棒茶をつくりはじめて50年以上。お求めやすいお値段で美味しいお茶を。山一園の棒茶へのこだわりです。
同業種の企業
企業情報の新規登録および内容の変更を希望される場合こちらよりお問い合わせください。