創業希望者同士による交流の場「やいづみらいカフェ」が開催されました。
「やいづみらいカフェ」とは、焼津市内で行われる起業講座や地域ビジネスを考えるワークショップと合わせて実施される、“創業希望者同士の交流の場”です。
ワークショップの後にカフェに集まり、参加者同士で自己紹介をしたり、自身の夢を語ったり、そのために必要なことを話し合ったりと、ゆるやかな交流が特徴です。平成29年度は創業経験者である大河直子さんが経営する「ここにわカフェ」(サンライフ焼津内)にて、全4回にわたり行われました。
平成29年度は、創業たまご塾の一部講座と静岡県立大学国際関係学部宮崎研究室のワークショップと合わせて実施され、あわせて54名が参加。「ここに、和・輪ができますように」と名付けられたとおり、和やかな雰囲気で交流がスタート。
「なりたい自分、叶えたい夢はなんですか?」「そのために必要なものはなんですか?」という問いに参加者一人ひとりが思いつくものを付箋に書き出していくと、叶えたい夢は人それぞれであっても、求めるものは「コミュニティ」「場所」「資金」と大きく3つに分かれることが見えてきます。
叶えたい夢・なりたい自分を実現させるために
いま、あったらうれしいこと
創業希望者からはこんな声がありました
・つながりを感じられるコミュニティ 16人
・資金 9人
・起業のための知識やコンサル 8人
・仕事をする場所、シェアアビリティスペース 7人
・気軽に相談できる場所 3人
・名刺 2人
・時間 1人
・そのほか 4人
創業や起業の支援機関窓口に創業希望者が相談する際、創業や起業の夢は抱きながらも、現状では創業計画が抽象的なケースも多く見受けられます。「やいづみらいカフェ」の場が創業希望者同士の交流を促進することで、一人ひとりの夢がより現実的になったり、焼津市内全体の創業促進につながるはず。そうした未来を語るコミュニティが動き始めました。