2023.10.31

ぎんちゃんの焼津市地域おこし協力隊コラム10月号

焼津が好きすぎる。
どうも、ぎんちゃんです。

僕は今、焼津市地域おこし協力隊として移住定住に関するアドバイスを行いながら
焼津市の暮らしや魅力をSNSを中心に発信しています。

焼津のイベント情報や僕のおすすめなスポット、素敵なお店などなど
Instagramで発信しているのでぜひチェックしてみてくださいね!

ぎんちゃんInstagram ▶︎ https://www.instagram.com/gin_yaizu/?hl=jaz

 

4月から月1回、地域おこし協力隊のコラム記事として発信しています。

前回の記事はこちら ▶︎ https://yaizulife.jp/latestnews/12554/

 

今回は『年齢なんて関係ないんだよ!』っていうことを
僕なりの言葉で伝えていけたらなと思います。

僕は普段、移住相談を受ける立場として、本当にいろんな方々とお話しをします。

・結婚を機に東京から地方に移住して新婚生活を送りたい
・子どもの就学時期に合わせて、都会の騒がしさから離れて自然あふれる場所で生活したい
・ずっと海の見える街での生活に憧れてて移住したいと思った!

など、相談する方のこれまでの生活環境や、子どもの有無、世代によって相談内容は様々です。

ある時には東京でのイベントにブース出展して移住相談を受けたり、
またある時は「焼津を知りたい」という方に焼津市内をご案内してみたり…

その中で、ときどき言われることがあるんです。

『私はもう70近いんだけど、こんなおじいさんが移住相談なんてしにきていいのかしら?』

と。

全国どの地域でも人口減少・少子高齢化対策として子育て世代向けの支援制度が多くなっています。
シニア世代の方は、自分たちは歓迎されないのではと気にすることもあるのかなと思います。

しかし、移住相談に年齢なんてもちろん関係ないし、
20歳でも30歳でも70歳以上でも、「今移住してみたい」と思う気持ちは
心の奥底から湧き出るものなんじゃないかなと思うんです。

シニア層は仕事を退職した後に移住を検討される方が多いです。

そのような相談者は車を持っていなかったりすでに手放していたりする方が多く、
最初の相談では「駅の近くがいいと思うんですけど」といった希望も出ますが、
普段利用頻度が高いのは電車よりもスーパーだったりします。

そういった場合は、多少駅から離れても買い物がしやすいエリアをご案内することが多く、
移住後の生活に落とし込んで考えたときに、優先順位として日常生活しやすい場所を提案させてもらっています。

 

また、「退職後は小さな畑をやりながらのんびり生活したい」
こういったセカンドライフの生き方を選択しようとする方の相談も多く受けます。

実際にそういった思いを持った方を市内案内する際は
使っていない畑を持っている市民と相談者を繋げて、移住後に畑をレンタルする方法を提案させていただくことがあります。
畑ができる広さの庭付き一戸建てだけでなく、家と畑を別で探すことで物件の条件が広がるため、
家に庭がなくても畑はできるんだということを紹介させてもらったりしています。

 

地方移住(IJUターン)を支援する 認定NPO法人ふるさと回帰支援センターへの2022年の移住相談者数は5万件を超えました。
(県別の相談件数は公表されていませんが、静岡県への相談件数は全国1位です!)

そのうち静岡県への相談者の年代別割合は、60代が9.4%、70代が11.9%なんです。
つまり、5人に1人は60代以上ってことになるんですよね。

『私はもう70近いんだけど、こんなおじいさんが移住相談なんてしにきていいのかしら?』
という気持ちの方は、
「あ、周りにも同じような気持ちの人が結構いるんだな」
と思ってもらえたら相談しに行きやすいのかなと思います。

ただし、「相談すること」と「移住すること」は全く別物です。

最後は結局自分で決断しなければいけません。
なんでもそうだけど。

僕自身、焼津を離れ、九州で生活すると決めた時は
いろんなものを切り捨てて自分の決断に迫られたのを今でも覚えています。

移住する方も自身のこれまでの生活環境や仕事、人間関係に一つ区切りをつけて
新しい生活に踏み出す決断をされているんですよね。

年配の方は移住先が「終の住処」になる可能性も高いので、特に大きな決断ではないかと思います。

「結局最後は自分自身」これにつきます。

僕たちのような相談員にできることは、あくまで相談に乗ること。
移住後の生活まですべて保障するのは難しいんですよね。

だからこそ、せっかく焼津に移住するのなら、幸せな焼津生活を送ってほしいと本気で願い、
全力で焼津についてご案内させてもらうのです。

年齢は関係ありません。

もし、あなたが移住を検討していたり、あなたの周りに移住を考えている方がいるのなら
僕はいつでも相談に乗るから。お話ししましょう。

あなたにとっての移住計画がハッピーなものになりますように!!!!!!

記事を書いた人

焼津市地域おこし協力隊 鈴木銀次郎(ぎんちゃん)

 

焼津市で移住定住支援を目的とした活動を展開中。
オンライン移住相談情報や、焼津の魅力を各種SNSにて発信。
移住相談・焼津についての問い合わせはSNSのDMで受け付けてます。
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