2022.04.07

【魚河岸シャツ】2021年末にリニューアル・焼津愛あふれる豊富な品揃えで人気のお店『濱いち屋』

浜通り生まれのオーナーのお店

東名焼津インターから車で5分。

国道150号沿いに位置する場所に濱いち屋(旧店名・焼津サティヴァ)さんはあります。

焼津に住んでいたら、車で横を通ったときに看板を目にしたことが一度はあるのではないでしょうか?

リニューアルした「濱いち屋」

流行のアパレルブランドを取り扱うセレクトショップの経営者ならではの、伝統と新しさを融合したような感性でデザインされた魚河岸シャツは大変人気があり、年齢老若男女問わず幅広い年齢層の常連客がいるお店です。

20年目を迎える2021年11月にお店をリニューアルし、それに合わせ店名も「濱いち屋」と改名しました。

店名を変える思いについてFacebookに綴られていた思いが素敵でしたので、オーナーの川合さんの許可をいただきコメントを掲載します。

このたびのリニューアルで、新しいデザインの手ぬぐいや和柄デザインの魚河岸シャツがより充実し、今までよりいっそう幅広い品ぞろえになりました!

「濱いち屋×鳥獣戯画コラボ」手ぬぐい

例えば、上の写真は国宝の鳥獣戯画を所蔵する京都の高山寺(こうざんじ)とコラボした、高山寺公認の「濱いち屋×鳥獣戯画コラボ」手ぬぐい。

ウサギとカエルのキャラクターに、魚河岸ロゴ&魚河岸マーク、焼津と静岡の名産品がデザインされています。

2022年の夏前には魚河岸シャツとなって登場予定とのことです。

魚河岸シャツを扱うようになったきっかけ

オーナーの川合さん

焼津の浜通り生まれで、高校卒業までを焼津で過ごした川合さん。

愛知県の大学に進学し社会学を学びながら、音楽・ファッションをはじめとする名古屋の街独特のカルチャーに触れ、充実した青春時代を送りました。

その時に、「将来は地元・焼津に若者たちが楽しめる店を作りたい」という思いを強く持つようになったそうです。

大学卒業後は開店のための独立資金を貯めながら、海外一人旅をして外国文化に触れるとともに商品の仕入れ先を開拓。

世界中から旅行者が集まるバックパッカーの聖地・バンコクの「カオサンロード」で東洋文化と西洋文化が融合したカルチャーの世界観に衝撃を受けたそう。

26歳で焼津に戻り輸入雑貨店をオープンし、アパレル・魚河岸シャツも本格的に扱うようになったそうです。そして2022年3月現在、20年目を迎えるとのこと。

魚河岸シャツを扱うようになったきっかけ

「流行のファッションを取り扱うセレクトショップの感覚を生かして、オリジナリティあふれる魚河岸シャツを作りたくなった。魚河岸シャツの可能性を広げ、より多くの人に着ていただくことで、焼津独自の魚河岸シャツ文化がさらに発展していってほしい」と川合さん。

自分が生まれた場所が焼津の浜通り。魚河岸シャツ発祥の地も焼津の浜通り。

魚河岸シャツを扱うことは自然の流れでした。

濱いち屋さんの魚河岸シャツの特徴と自慢のシャツ

特徴

最高品質の手拭い生地を使用することにより、涼しさと着心地の良さを追求しています。
クオリティの高い縫製と、グレードの高い注染そめで染め上げているのが濱いち屋さんの特徴です。

グラデーションカラーのシャツも多く取り扱っていますが、本当に発色が美しいです。

「やいちゃん魚河岸シャツ」

やいちゃん魚河岸シャツ

魚河岸シャツに焼津のマスコットキャラクター「やいちゃん」を染めた、「やいちゃん魚河岸シャツ」。

焼津市ふるさと納税返礼品にもあり、大変人気があります。

やいちゃん魚河岸シャツの新作なども今後続々と発表していく予定とのこと。

「魚河岸ヴィンテージ」

魚河岸ヴィンテージ

川合さんは、魚河岸シャツの歴史や魅力を発信しようと、焼津魚河岸シャツ組合の若手2人で結成したユニット「焼市 YAI-CHI」としても活動しています。

魚河岸シャツのルーツを巡っていくうちに川合さんたちが出会ったのは、「焼津の生き字引」といわれた大正生まれの長谷川寅吉さん(焼津の浜言葉を遺す会・会長)。

この「魚河岸ヴィンテージ」は、その寅吉さんのご自宅を訪ねて、昔の焼津の話や魚河岸シャツの話を聞いていたときに手渡された昭和初期の貴重な反物(築地魚市場の前身の東京魚市場〔東市〕から贈られた、大判の「魚がし」文字が染められた反物)がルーツとなっているそうです。

その手ざわりや雰囲気をできる限り忠実に再現し、「東京 東市」と染められていた部分は達筆の寅吉さん直筆の「焼津 焼市」毛筆文字を型におこしています。大正~昭和~平成~令和と、焼津の歴史をつなぐシャツとして、2019年5月1日に発表。

川合さんたちはその記念イベントとして、焼津旧港のオータムフェスト前日に「魚河岸シャツ祭り」も開催しました。

魚河岸シャツ祭りの様子(2019年)

取材を終えて

川合さんに焼津の好きなところをお聞きしました。

何といっても「海」が身近にあること。

子どもの頃から海が大好きで、今でも週に5日くらいは海に行っているそうです!

釣りをしたり、浜当目で波打ち際をランニングしたりして楽しむのが好きだとおっしゃっていました。

「平和でのどかな港町・焼津の風景をずっと大切に残していきたい。その中に、“魚河岸シャツを着て焼津の日常を楽しむ”というライフスタイルがあると本当に嬉しい」と川合さん。

お話を伺っていて伝わってきたのは、「生まれ育った焼津と、魚河岸シャツがとにかく好き!」ということ。

そして、「魚河岸シャツ祭り」のようなイベントの主催者側での活動をされていることも知りました。

魚河岸シャツのような伝統のものがこうした活動によってより注目されることで、町が活気づいていくんだなということも、今回の取材で私が感じたことでした。

 

店舗情報

濱いち屋(旧店名・焼津サティヴァ)

〒425-0014 静岡県焼津市中里542-1
TEL 054-295-6666 FAX 054-295-6666
営業時間 11時~19時
定休日 火曜(夏季は無休)

HP https://www.sativa812.com/index.html

通販サイト https://sativa812.shop-pro.jp/

Twitter https://twitter.com/Yaizu_sativa

Instagram https://www.instagram.com/hamaichi_ya

Facebook https://www.facebook.com/sativa812

濱いち屋キッチンFacebook https://www.facebook.com/RainbowCrepe812/

焼市 YAI-CHI

2011年に設立された「焼津魚河岸シャツ組合」から生まれた2人組の若手ユニット。

現在は魚河岸シャツに限らず、広く焼津を発信するために活動。2020年度には静岡県文化プログラム2020、2021年度はアーツカウンシルしずおかのプロジェクト(ともに静岡県文化財団の事業)に、焼津市内唯一の採択団体として参加し活動を展開。https://www.yaizu1.com/

まちかどリポーター:しま
この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター 
しま

焼津育ち、二児の母です。 休みの日は公園巡り、キャンプ、釣りなどして過ごしています。 より多くの方に焼津の魅力を知ってもらえたらなと思います。よろしくお願いいたします。
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