2022.04.14

わがまち焼津の魅力を再発見!焼津YEGがプロモーション動画を制作

情報発信を活発にして、わがまちをPR

焼津商工会議所青年部では、2021年度の活動のひとつとして焼津のプロモーション動画を制作しました。

焼津商工会議所青年部(通称:焼津YEG、以下「焼津YEG」)は、主に焼津市内に事業所がある経営者のグループで、地域発展の一翼を担うべく、交流と研鑽をしています。50歳までのメンバーが約70名登録しています。2021年度のスローガンは「つなぐ・つなげる・つながる~仲と共に笑顔あふれる未来へ~」。ビジネス向上委員会、地域活性委員会、政策提言委員会などの複数の委員会に分かれ、地元企業の経営者たちが交流し、学び合いながら、様々な事業を展開してきました。

今年度、地域活性委員会の委員長となった中野寛大(なかの のりひろ)さんは焼津生まれ。焼津の日本料理専門店としてファンが多い「中重(なかじゅう)」の店長と、建設工事関連事業を手掛けるN.プレイス株式会社の代表取締役という二足の草鞋で忙しい日々を送りながら、焼津YEGの活動にも熱心に取り組まれています。

Zoomで取材に応じてくれた中野委員長

委員長に就任することになったとき、「大好きな焼津のために、自分たちには何ができるか?」ということをあらためてじっくり考え、SNSを駆使した情報発信を活発にしたいと考えました。そこで、まずはYouTubeに公開する目的で焼津のプロフィール動画をつくる計画を具体化させました。

「さかなはもちろんだが、それ以外の魅力も伝えたい」。委員会メンバーとの企画会議が始まったのは2021年5月。テーマを「焼津の新しい魅力を発見しよう」と定め、お気に入りの場所やお店、アクティビティ(レジャー体験)などについて、委員会メンバーを中心にアンケート調査で紹介ポイントをピックアップしていきました。7月からは動画素材を集める段階に進みましたが、コロナ禍でなかなか思うように進まず、苦労があったと言います。

あらためて感じた、地域の人々の「あたたかさ」

それでも、メンバーや地域の皆さんに協力いただきながら、3月に無事、動画が完成しました。「焼津の様々な場所に出向き、みんなでアクティビティを楽しんでみた。動画を制作することよりも、みんなで楽しい体験ができたことに感動があった。この感動が動画を通じて多くの人々に届けられ、焼津に足を運んでくれる人たちがもっともっと増えたら。」と中野委員長は語ります。

同委員会の副委員長を務めた高山彦太(たかやまげんた)さんは大阪生まれ。10年ほど前に結婚を機に静岡に移住し、縁あって焼津でホームページ制作やモバイル機器などの販売を手掛ける株式会社 GOOD MANを起業しました。「昨年11月、YEGメンバーを対象に開いたSNS講座の講師を依頼したご縁で、釣りガールの三浦愛さんには船釣りの撮影段取りでお世話になった。中野委員長は小さなアジだったが、自分は珍しいシロアマダイを釣ることができ、大いに盛り上がった。今回の動画が完成したのは、三浦さんをはじめ、様々な協力者のおかげ。」と高山副委員長。2022年度は中野さんの想いを受け継ぎ、地域活性委員長に就任するそうです。

忙しい経営者が時間を捻出しながら焼津YEGの活動に参画することにより、地域のコミュニケーションの輪ができています。今回の動画撮影によって、その輪がさらに広がりました。中野委員長、高山副委員長が揃って「人の温もり、あたたかさ」を再認識したと語っていたのが印象的でした。地域活性を実現するには、そこに住まう人たち、そこで働く人たちがつながりあい、ともに楽しい取り組みをすることなのだということを再認識し、私も地域の活動に参画してみたくなりました。

完成した動画はこちら!

焼津YEG地域活性委員会制作動画:「せっかく焼津に来たなら」

まちかどリポーター:スイートピー
この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター 
スイートピー

ベトナム出身。大学入学を機に静岡へ。焼津の会社に就職したことをきっかけに、焼津の文化・価値を発見して、多くの人に伝えていきたいという思いがより強く。趣味は写真を撮ること。
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