こんにちは!
焼津の魅力を発信する、まちリポのDa Bingです。
今年の七夕、皆さんはどのように過ごしていましたか?
2022年7月7日、焼津港にある漁具倉庫では、ロカビリー歌手のビリー諸川さんがコンサートを開催しました。私は、仕事帰りに友人を誘ってコンサートに行き、とても楽しい七夕の夜を過ごすことができました。そこで、今回は「七夕GIG倉庫 ビリー諸川コンサート」の様子をレポートします。
大漁旗が飾られた漁具倉庫内の特別ステージ
漁港ならではの趣があるコンサート
コンサートの会場は、漁具倉庫にあるものを活かして作られていました。
大漁旗のほか、客席はトロ箱(魚を入れて運ぶための木箱)を並べて用意されていました。トロ箱の上には、人工大理石のシートが敷かれ、座るとひんやり気持ちよく、運営側の心遣いを感じました。
準備中の会場にて。トロ箱でつくられた客席
また、会場前には2台のキッチンカーが出店していました。「Wakey Wakey」の「ハワイアンアイス」と「わさびチーズドッグ」を食べました。美味しかったです。「LA BALENA VOLANTE」の薪窯で焼くピザも、厚みがあって食べ応えがあり、美味しかったです。コンサートの前に、しっかりと腹ごしらえができました。
「Wakey Wakey」(写真左奥)と「LA BALENA VOLANTE」(写真右)
見た目もかわいい「ハワイアンアイス」
薪窯で焼かれたピザ
昭和浪漫ロカビリー歌手、ビリー諸川さん
ビリー諸川さんは、東洋で唯一、エルヴィス・プレスリーのバッキングメンバーたちとレコーディングした経験をお持ちで、40年以上ロカビリー歌手として活躍。「ロカビリーの伝承者」と言われる方だそうです。
コンサートは18:30に開演しました。「Jambalaya」、「ダイアナ」、「夜霧よ今夜もありがとう」、「上を向いて歩こう」など、50・60年代のロックンロールと昭和の代表的な名曲が次々と披露されました。約1時間半、まるで昭和時代にタイムスリップしたようでした。
ビリー諸川さん
会場には、幅広い年齢層の方々が80名ほど集まっていました。その中には、母親と一緒に来た子どもたちもいました。かき氷を食べながら、真剣に聴いている姿がとてもかわいかったです。
昭和の名曲を楽しむ、小さなファンたち
屋外にも設けられた客席
歌も演奏も、漫談も楽しめたコンサート
ビリー諸川さんはとても気さくで面白い人でした。歌や演奏で楽しませてくれたのはもちろん、楽しいおしゃべりでみんなを笑わせ、幸せな気持ちにしてくれました。普段、ロックンロールに触れることがない私は、メロディーに聞き覚えがあっても、曲名がわからなかったのですが、このコンサートのおかげで、昭和時代のロックンロールに興味を持つようになりました。
時代は変わっても、音楽は生き続けます。懐かしい音楽を通じて、様々な年代の人々が集うイベントは、地域を明るく元気づけると感じました。ノスタルジックな風景が残る焼津漁具倉庫周辺。新しい交流拠点づくりも進んでいることから、これからもこのような楽しいイベントが開催されるのが楽しみです。
記念写真の撮影にも応じてくれた、気さくなビリー諸川さん(右から2人目)

焼津まちかどリポーター
Da Bing
中国出身。留学を機に静岡市へ。大学院で文化人類学を専攻。海が好きで焼津市に勤務。この町の魅力を県内、県外、さらに海外まで、もっと多くの人に知ってもらいたく、まちリポに参加。 宜しくお願い致します。
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