焼津新港から歩いてすぐの浜通りにある、つくりたてなまり節の店・川直さん。

まわりには水産加工場もあり、近づくととても香ばしい匂いがしてきます。

※従業員の皆さま(工場前にて撮影)

私も焼津に住むまでは「なまり節」など、聞いたことも、もちろん食べたこともなかったですが、「なまり節」とは焼津市を代表する特産物で「生かつお節」や「かつおの燻製」と言った方がイメージできると思うと川直さんは言います。

※出来立てのなまり節

学校給食のメニューとしても出てくるそうで、焼津市民にとってはなじみのある食材、さすがカツオ水揚げ量日本1位の港ですね。

冷蔵、冷凍機能が発達していなかった昔、長期保存を可能とするために誕生したと言われている「なまり節」ですが、最近ではそういった機能が発達しているため需要が減ってきていると感じているそうです。

現在、焼津市内には「なまり節」を専門に製造している会社が10社程度あり、基本的には長期保存できるよう真空パックで販売されています。

焼津市内にあるスーパーマーケット、お土産屋さん、焼津さかなセンターでも販売しているのを見かけたことがあります。

※なまり節販売風景(撮影:ツナコープ)

「なまり節」の食べ方について聞くとサラダ、パスタやそうめん、煮物、炊き込みご飯、サンドウィッチなどなど…

たくさん教えて頂きました。

①炊き込みごはん

②サンドウィッチ

③ガパオライス

④おでん

「なまり節」は加熱済みで販売されているため、
メイン、副菜、トッピングへと簡単に料理のアレンジが可能ですが
しょうゆ・マヨ・七味などにそのままつけて、おつまみやおやつとしても食べられます。

また、高たんぱく質、低糖質かつ鉄分、DHA、EPAなどの栄養価も高いため個人的には、ダイエットやトレーニングをしている人にもおすすめできる食材だと思います。

川直さんの親戚では、細かくほぐして離乳食でも使用していたよと教えてくれました。

これはまさに「時短調理!」「長期保存!」「高栄養価!」冷蔵庫に1つあるとすごく便利な、主婦の味方食材でした。

最後になりますが、コミックバンドのおふろdeアフロさんが作った「なまり節の歌」があるそうで私が今回の取材で伝えたかった「なまり節」の良いところが全て歌われていて調理例も出てきます。

是非一度聞いてみてください。歌詞が頭から離れません…(笑)

 

●つくりたてなまり節の店「川直」

住所:焼津市城之腰15(工場)
電話番号:054‐628‐2306
販売場所:焼津さかなセンター(直売所)
営業時間:9:00~17:00(水曜定休)

WEBサイト:https://kawanao.shopinfo.jp/

 

まちかどリポーター:かな
この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター 
かな

京都出身ですが、 昨年、焼津へ嫁いできました! 焼津に住み始めて1年。 人も温かく、自然も多い、住みやすく良いところだなと感じ、焼津の魅力を他県の方に発信したいと思い応募しました。 そして、自分自身も焼津の事を知りたいと思っています。 趣味は、旅行とアウトドアです。 最近釣りとウクレレを始めました。 よろしくお願いします。
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