3月24日、静岡福祉大学駅前サテライトキャンパス(駅キャン)で、アート体験イベントに参加してきました。

このイベントは、静岡大成高校美術部の学生による作品制作のデモンストレーションや、自分で作品を制作できるワークショップなど、様々なアート体験ができるものでした。

ビル全体が大漁旗でラッピングされ、3階層に分かれています。

一階は静岡大成高校美術部によるアート作品展示。二階はしおり作りの体験。三階は段ボール迷路でした。

写真出典:静岡大成中学校・高等学校HP

【高校 美術部】大漁旗・和菓子 「駅キャン丸ごと美術館」開催前の取り組み紹介

駅キャン前で

こんな世界があるんだ!アートの世界に陥る

まず入口に入って、壁にかかった多くのアート作品に目を惹かれました。

一番印象に残ったのは、紺藍の色彩と繊細なタッチで描かれた風景画や、立体的な手作りフラワーで作られた動物の絵です。創作者の発想力と熟練した手作業に感動しました。

壁にかかった生徒作品

壁にかかった生徒作品

他にも、多くの受賞作品や全国展で展示された作品も集まっていました。作品の中には、強いメッセージ性を感じるものもありました。

授賞した作品「一期一会」

粘土、発泡スチロールで作った「舞台裏」

展示スペースの真ん中にある大きな白い鳥は、お客さんにお願い事を羽根型の紙に書いてもらい、作品に付けることができます。

みんなの夢を乗せた鳥が、翼を広げて高く飛び立つことを象徴しています。

お客さんのお願い事を乗せた大きな白い鳥

廃紙が宝物になった!自分のしおりを作成

二階では、しおり作りのワークショップを体験しました。

こどもたちにものづくりの楽しさを知ってもらうと同時に、捨てられるはずの紙を使うことによって廃棄されるものでもまだ使用できるという意識を養うことができるワークショップです。

この経験を通じて、楽しく作品を制作することもでき、SDGsの重要性を実感しました。

自分でしおりを作りました

心を若返らせる!段ボール迷宮

三階は段ボール迷路の部屋です。

私はしおりを乾かすまでの待ち時間に体験しました。

段ボールで作られた迷路をクリアすると、メダルを獲得することができます。

獲得したメダルは、二階のワークショップのところで、自分の好きな柄や色を塗ることができます。

迷路の部屋は、こどもに大人気です。

30年間ほど、迷路をやっていなかったので、若返った気分を味わえました。

取材を終えて

このイベントを通じて、自分が普段あまり触れることのないアートに触れることができました。また、若手アーティストたちの才能を見ることができる素晴らしい場でした。

私は焼津にこのようなイベントがあることを嬉しく思い、ぜひ、今後も続けていってほしいと思います。

私も、今後もこうしたイベントに参加して、アートの世界をもっと深く知り、自分自身の創造力も磨いていきたいと思います。

まちかどリポーター:Da Bing
この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター 
Da Bing

中国出身。留学を機に静岡市へ。大学院で文化人類学を専攻。海が好きで焼津市に勤務。この町の魅力を県内、県外、さらに海外まで、もっと多くの人に知ってもらいたく、まちリポに参加。 宜しくお願い致します。
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