
こんにちは!焼津市の地域おこし協力隊の田中です。
現在開催中の“焼津おんぱく2018”のプログラムに参加してきました。
焼津おんぱくは今回が2回目の開催、初回の2016年は「焼津おんぱれ」という名前で開催されました。
焼津おんぱくについての詳細はこちらをご覧ください。
参加したのはこちら↓
『26焼津神社で正式参拝! 神主さんに聞く神社の歴史紹介』
最近は神さまブームとでもいいましょうか?
書店に行けば神社仏閣巡りの特設コーナーまでできているほどで、私自身も数年前から各地の神社に参拝し御朱印集めをしており、とても楽しみにしていたプログラムです。
開始5分前に神社に到着しましたが、既に参加者の皆さん集まっておりました。
定員の20名に対し満員で行われたこのイベントには幅広い年齢の方が参加しておりました。
手水舎(ちょうずや・てみずや)でのお清めの作法を教えていただくことからスタート。お清め後に、拝殿にて正式参拝を行いました。
※正式参拝とは、諸説ありますが身なりを整え、拝殿にあがり、神職の方にお祓いを受けながらする参拝です。
焼津に来て、2ヶ月ほどですが、ここ焼津神社は一番多く訪れた場所です。初めての正式参拝にワクワクしました。
正式参拝が終わると、神社内を宮司さんから直接案内をしていただくという、大変貴重なありがたいプログラムでした。
神道と他の宗教との違いや、神道の考え方から始まり、焼津神社にまつわる話を1時間半じっくり伺うことができました。
宮司の鈴木さんは、非常にわかりやすく丁寧にお話くださり、参加者も真剣にお話を聞かれておりました。
ところどころお話が膨らみ脱線しながらも、焼津神社と焼津の歴史について、楽しく学ばせもらうことができました。
焼津初心者の私にとって、とても興味深く目から鱗のお話ばかりでした。
細長い境内の焼津神社には、焼津の歴史がいたるところに詰め込まれていました。本殿はもちろん、参道や、天満宮、神武天皇の銅像などいたるところに見所満載の神社です。
興味深かったのは、参道にある3つの石碑、
こちらは焼津の漁業発展の礎となった防潮堤設置や遠洋漁業の推進、生産組合の組織化などに尽力した山口平右衛門・片山七兵衛・服部安次郎の三水産翁の碑で、非常に興味深いそれぞれの功績のお話を伺いました。
お話を聞いている間、まさに昔の焼津にタイムスリップしたかのようなとっても不思議な感覚でした。
また、個人的に気になっていた焼津神社の見所のひとつ、お賽銭箱の前の組紐。
こちらは「大回し保存会」という団体が漁師さんのロープワークの技術を引き継ぎ現代まで継承しておられるそうです。
プログラム終了後には、御朱印をいただきました。
御朱印帳がちょうど新調のタイミングだったのでこの機会にと思って購入しましたが、もらってびっくり!?
な、な、なんと御朱印帳の柄が焼津らしい“鰹縞”でした!
なんとも焼津らしく愛らしい御朱印帳ですね!
焼津神社の創建は反正天皇4年(西暦409年)。
なんと1600年以上の歴史があります。平成31年には社務所も新しくなるようです。
神社は昔から人が集まる場所、最近ではマルシェなども開催され市民のいこいの場となっているそうです。焼津神社は東海一の荒祭と呼ばれる大祭が8月に開催されます。
荒祭については焼津神社のHPで詳しくご覧いただけます。
焼津の男たちの晴れ舞台を見るのが今から楽しみです。
この素晴らしいプログラムに参加させていただき、誠にありがとうございました。案内してくださった鈴木宮司、焼津神社の皆さま、
また、焼津おんぱくの関係者の皆さま貴重な体験をありがとうございました。