「焼津を元気にしたい!もっとPRしたい!」という個人・団体が集う「やいづ応援団」のロゴが2018年3月に決定しました。デザインしたのは焼津生まれ・焼津育ちのグラフィックデザイナー 亀澤希美子さんです。静岡産業大学情報学部情報デザイン学科出身で、大学在学中から藤枝市や静岡市のロゴやポスターなどのデザインに携わる他、地元・焼津では初代「大井川の恵シャツ」のデザインも手掛けています。
「ロゴは、一つあれば色んなところで生きるものです。決して主役ではないけれど、その会社やプロジェクトを象徴するものとして、目に焼き付きます。ロゴ一つで存在感を出せることはもちろん、チラシや冊子、Webなど様々な媒体で使用することでプロジェクトに統一感や、判りやすさを出すことができます。」と亀澤さん。今回のやいづ応援団のロゴもそうしたことを考えながら作られたそうです。
やいづ応援団のロゴは焼津を象徴するような「魚」「かもめ」「屋号」などをモチーフに4案を作成。亀澤さんは当初、「自分が焼津で生活する中で魚のモチーフは、街中に溢れていることに気が付き、あえて作成しなくてもいいかもしれない。」と考えていたようですが、投票の結果、魚をモチーフにしたロゴに決定。その時に、魚が象徴する “焼津らしさ”に改めて気が付いたそう。「やいづ応援団という名の通り、焼津の活性化や市内へのUIターンを推進する活動のロゴとして、結果的に伝わりやすいものになってよかった」と実感したそうです。
最後に、亀澤さんの思う焼津観を教えていただきました。
「首都圏に行けば、デザインの仕事もたくさんあるし、情報も多い。出たいと思ったこともあるけれど、やっぱり地元である焼津に愛着も強く、日常的に食べられる魚が美味しくて、気候もよい。こんなにいい土地はないだろうと思います。ロゴやデザインもそうですが、パッと見た時にもっと知りたい気持ちになること、そして、見やすさと判りやすさはすごく大事だと思っています。今回作成したロゴをきっかけに、焼津に住む人がより愛着を持ち、市外から見ても魅力的な場所になっていくといいなあと思います」

この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター
michino
焼津市出身・在住。学生時代から地域のレジリエンス(回復力、折れない力)を育てる活動をする「静岡2.0」を運営し、2014年から市内で誰でも参加できる対話の場を開いてきた。人に出会い知るたびに焼津を好きになってきた体験をもとに、焼津の人たちの営みをもっと知り、魅力を伝えたいと思い、まちリポに参加。現在は焼津市市民活動交流センター「くるさ〜」の相談員を務める。1児の子育て中。
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焼津市出身・在住。学生時代から地域のレジリエンス(回復力、折れない力)を育てる活動をする「静岡2.0」を運営し、2014年から市内で誰でも参加できる対話の場を開いてきた。人に出会い知るたびに焼津を好きになってきた体験をもとに、焼津の人たちの営みをもっと知り、魅力を伝えたいと思い、まちリポに参加。現在は焼津市市民活動交流センター「くるさ〜」の相談員を務める。1児の子育て中。
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