2018.07.04

焼津の駅前通り商店街に子供達のオアシス登場!その名も『だがしやさん』

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焼津の駅前通り商店街駄菓子屋さんが期間限定でOPENしています。
場所は静岡福祉大学の駅前キャンパスの向かい、焼津駅からは徒歩3分ほどの場所にあります。

その駄菓子屋さん、なんとお店の名前が『だがしやさん』
そのまんまで、とってもわかりやすいネーミングです。

今回はお店のスタッフの須田さんと八若さんにお時間を作っていただき、お話を伺ってきました。
静岡出身で現在は焼津に住んでいらっしゃるお二人、なんと従姉妹同士だそうです。
大人になって一緒にこのような活動ができるってとっても素敵です。


店内には懐かしの駄菓子が所狭しと並び、子供はもちろん大人も楽しめる品揃えです。

子供達、とっても楽しそう!

 

駄菓子屋といえば、私も子供の頃に祖父の家の近くにあり帰省のたびに通った思い出があります。
祖父母の手伝いをしてもらった100円玉を握りしめて、従兄弟達と一緒に歩いて買いにいくのですが子供ながらに至福のひとときでした。

あれこれ考えながら買ったお菓子はビニール袋ではなく、新聞の広告紙で折られた袋に入れてくれてたな〜とか駄菓子屋のおじちゃん怖かった〜なんて昔の記憶が蘇ります。

そんな思い出に浸りながら駄菓子を見ていると、ひとつひとつがとても懐かしく、取材を忘れて楽しませてもらいました。

棒きなこ』刺さっている竹串を抜いて先が赤いとアタリのアレ!

 


ねりっ子』たくさんねると真っ白になった記憶が…

 

そして『なめ猫』『妖怪けむり』『いれずみシール』

どれもこれも懐かしすぎます!

 

子供達を笑顔で見守るのは店長の須田昌恵さん。
須田さんは2017年より「子ども食堂」も手がけており焼津のまちづくりに注力されている方。
活動の中で、放課後に子供達が集まれる場所がないことや、お菓子を買いに行く先がコンビニであることなどを知り「子どもたちの笑顔があふれる商店街になれば」と『だがしやさん』を出店されました。

お店のすぐ裏には公園があるので、買ったお菓子を裏の公園で食べて遊ぶ子供達も多いとのこと。
とっても懐っこい子供達からは「ここに住みたい!」「ここでずっとお話していたい!」と新たな居場所になっているそうです。

放課後の子供たちがお小遣いを握りしめ駅前商店街に集まる光景は私にとってとても新鮮です。

ちなみに、こちらのだがしやさん、焼津市の「チャレンジショップ」制度を利用して出店しています。
「チャレンジショップ」制度とは焼津駅前商店街の1スペースを焼津市が借り上げ、将来的な起業やスタートアップを支援するという制度です。須田さんと八若さん、チャレンジショップの期間終了後も、商店街の賑わいのためにイベントなど行っていきたいとも話してくださいました。

『だがしやさん』は7月下旬までの営業。13時から17時までが営業時間で、第1&3土曜が休みです。

日曜日も営業していますので、お子さんと一緒に覗いてみてはいかがですか?

店舗情報

だがしやさん
〒425−0027 焼津市栄町四丁目1番1号
営業時間:13:00〜17:00(第1・3土が休み)