よりよい環境づくりのために「夢」がある リサイクルで繋がる株式会社チューサイの環

こんにちは、大学生ライターのBです。みなさんには10年後の夢があるでしょうか?
今回取材させていただいた株式会社チューサイは、事業を「10年後の夢計画」に沿って行うという、一見すると不思議な会社!
「いったいチューサイってどんな会社?」「職場の雰囲気は?」など気になる情報をご紹介します。

チューサイの概要が知りたい!

ご対応いただいた経営企画室チーフの田中さん(右)と、総務部広報担当の日高さん(左)

株式会社チューサイは1977年、中部再生興業有限会社として設立されました。展開しているのは総合リサイクル事業。廃棄物の処理や運搬、収集を行っています。お客さんとなる事業所から出たゴミをチューサイが保有する車両で回収し、大井川地区に持つ3つの工場へ運搬。そこで廃プラスチック類や金属くず、がれきなど多くの産業廃棄物がリサイクルされます。

たとえばプラスチックのペットボトルの場合、ベストなリサイクル方法といえるのはペレットです。収集したペットボトルを細かくし、溶かしたあともう一度製品として使えるよう形を整えます。あるいは製紙会社のボイラー燃料や製鉄会社の焼成燃料へとリサイクルする、固形燃料化リサイクルという方法も。

前者を「マテリアルリサイクル」、後者を「サーマルリサイクル」と呼びますが、土に還ることのないプラスチックがチューサイへ運ばれてくることで循環したり再び役に立ったりするのは、リサイクル事業を行うなかで積み重ねてきた経験や実績があるからこそでしょう。

チューサイはどんなお仕事している?



チューサイでの働き方はさまざま。工場への勤務や、廃棄物を回収・運搬する車両の運転、お客さんの所に回る営業や、事務、総務部門など多様な形で環境づくりと携わることが可能です。

またチューサイでは広報誌「CHUSAI TIMES」を毎月発行しており、広報部の方が実際に取材に赴き、執筆をしています。

環境問題を広く認知してもらいたい、人や動植物にとって住みよい場所を作るためがんばっている人を知って欲しい、という想いの詰まった紙面。環境への真摯な気持ちと、制作した若者のエネルギーを感じられるものになっています。

会社全体で共有する10年後の夢



社内イベントやサークル活動、ひとり暮らし応援制度など福利厚生にも富んでいるチューサイ。一人ひとりが気持ちよく働けるよう気が配られているため、会社全体があたたかで和やかな雰囲気です!

なかでも印象的だったのが「10年後の夢計画」。社長と社員とで話し合い、「10年後の自分たちはこうでありたい」「こういうことをしていたい」という夢をまとめて経営の指針にしています。全員が同じ夢を共有し、達成のため日々取り組んでいるため、入社してすぐに自分のやりがいや目標を得られるといえるでしょう。



また、チューサイでは、若い方が非常に多く活躍しているんです! 20代前半、中盤の方が多く勤めているため、取材へ伺った際にはそのフレッシュさに驚きました。入社2年目、24歳の女性に夢を伺ってみたところ、「人が生きるために1番大切なのは環境だと思うので、仕事を通してその重要性をたくさんの人に知ってもらい、さらに住みよい環境にしていきたい」とのこと。

大きく素敵な夢ですが、リサイクルの環、人と人との環を大切にするチューサイなら、きっと叶えられるだろうと感じました。

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