自分のやりたいことにトライできる! 明治初年創業の老舗企業、多様な事業を展開する「株式会社いちまる」のパイオニア精神

こんにちは、大学生ライターのBです。
明治初年創業、およそ150年の歴史を持つ株式会社いちまる。もとはお魚屋さんから始まったこの会社は、現在4つの事業展開を行っています。
水産事業、エネルギー事業、スポーツ事業。そして、創設以降ずっと続いている食品事業です。
焼津の老舗企業と聞くとどこか保守的なイメージを持ってしまいますが、「実際のところどうなのか?職場の雰囲気は?」と就活生の気になるところを伺ってきました。

いちまるとは?

株式会社いちまる 総務部総務課 鈴木一誠さん

株式会社いちまるのルーツは、焼津のお魚。もとは自らの船で獲ってきたカツオやマグロを加工し、カツオ節やツナ缶などを製造していたそうです。現在の水産事業内では、問屋さんとして市場と漁船とをつなぐ役割を担っています。

つぎにエネルギー事業です。ここでは、焼津市内でのガソリンスタンドの経営や、家庭、工場へのガス・油の販売など、わたしたちの生活環境を支える燃料の供給を行っています。

そして、スポーツ事業。いちまるでは、フットサル場やサッカー場の経営を行っています。もとは会社の福利厚生に使っていたグラウンドでしたが、「なにか地域の方のために活用できないか」と考えたのがはじまりでした。現在は、サッカースクールやクラブ活動の大会に使われるなど、地域の方々に親しまれる場所となっています。

そして最後に、最も長い歴史を持つ食品事業です。時代によって食文化が変わるのを柔軟に見極め、様々な商品を開発・製造してきたといいます。そんななか、進行形で熱を注いでいるのが「BRAS de CHEF(ブラ・ド・シェフ)」です。

この事業が始まった当時、およそ20年前にいちまるが日本ではじめて「スーピッド」いう真空調理法を食品工場に導入。日本各地を探してもかなり珍しい調理法で、業務用食品業界では高い評価を受けているそうです。プロに胸を張れるモノづくりに携われるとしたら、とっても魅力的ですよね。

どんなお仕事ができるのか?



いちまるへ入社する際、まずは総合職として採ってもらうことになります。自分が何に適しているのか見極められてからの配属になるため、「得意なこと」を活かした仕事ができる会社だと思いました。

現在、新卒採用に力を入れている食品事業内だけでも、営業や製造職、商品開発、品質管理など多様な働き方があり、職場の雰囲気も和気あいあいとしていて働きやすいとのこと。年齢の近い先輩も多いため相談ごともしやすく、この会社なら安心して身を投じられるなあと感じました。

またよりよいものを追求するため、日々の試食もたいせつな業務のひとつなのだとか。「食」に興味がある、食べることが大好きなわたしのような人にとっては、楽しい職場に違いありません。

いちまるの強み

これまで培ってきたものに胡坐をかいてしまうのではなく、常に「人の、社会の役に立つには」を模索し続けているといういちまる。大切なことは守りながら攻めた挑戦もしていくという、良い意味で地方の老舗らしくない一面に驚きました。

そのため、「新しいことやりたい!」という想いに対して拒否反応を起こすようなことはせず、きちんと向き合ってもらえる会社なのだそう。自分の意思や考えがいつか事業のひとつになる可能性があると考えると、働いてからずっと向上心を保ち続けられる、という大きな強みを持った職場と言えるかもしれません。