みんなでつくる みんなのアソビバ やってみる編
12月9日(日)に焼津駅前通り商店街で開催された『みんなでつくる みんなのアソビバ』
このイベントは「商店街が自由に遊べるアソビバに」をコンセプトに商店街の一部を歩行者天国にして、人工芝を敷き、その上にこたつやジャングルジム、おもちゃが並ぶという非日常な空間が用意されました。
イベント概要
商店街が自由に遊べるみんなのアソビバに!?
突然広がる芝生の空間。
つくって遊べる。
体を動かして遊べる。
話して遊べる。
みんなでつくる、みんなのアソビバ。
子どもも大人も遊びに来てください!
商店街で遊びつくそう!
内容 | ・商店街に落書きしよう!チョークアート ・時代の最先端!?ポンパン! ・ダンボールで遊ぼう! ・昔遊びコーナー ・芝生とこたつと対話 ・「日本けん玉協会」出展! ・「東京おもちゃ美術館・子ども図書館」出展! などなど。 |
運営 | Homebase YAIZU |
主催 | みんなのアソビバプロジェクト |
後援 | 焼津市 |
アソビバに関わるタッフは、直接・間接的に累計で約300名のボランティアで構成され、Homebase YAIZUを拠点に約1ヶ月前から準備が進められました。木を切ってペンキを塗ったり、ガーランドフラッグをDIYしたりそれぞれの特技を生かして進められました。
関わる人たちの日頃の行いが良かった!?のか、当日は天候にも恵まれ、12月にしては大変暖かく絶好のアソビバ日和に恵まれました。
開始時間を過ぎると想像を超える多くの親子連れが来場し、賑わいの空間になりました。
10時から15時のイベントでしたが飲食ブースも出展しており、お昼をまたいで遊んでいかれた方が多かったように見受けられます。東京都新宿区にある「東京おもちゃ美術館」も参加し木製おもちゃや絵本を楽しむ場を提供、また「日本けん玉協会」はたくさんのけん玉を持参しブースを盛り上げてくださいました。日本けん玉協会の仁科さん、なんと焼津出身の方だったそうです。
用意されたおもちゃは、寄付で集まったものが大半だそうで、プロジェクトリーダーのNPO法人わかもののまちの代表の土肥潤也さんが精力的に働きかけ、たくさんのおもちゃの寄付が集まったそうです。土肥さんはドイツへの視察中に、街全体にアソビ(場)が日常的にある光景に感銘を受け、今回のイベントのイメージを膨らませていかれたそう。
“パンポン”と呼ばれる木製のおもちゃや、手作りボードゲームなど、普段目にしないようなおもちゃも並びました。
また、プラモデルを作成できるブースや、カツオハガキの釣りコーナーなどのお楽しみブースもありそれぞれのブースが盛り上がっておりました。
焼津の駅前通り商店街にこれだけの人で溢れた光景を目にするのは今年三度目、夏の会場花火大会とあらやのおいべっさんの時以来でした。
今回は午前中からのイベントだったこともあり、商店街が昼間に子供達の笑顔で溢れかえる様子はこれまでにみたことのない素敵な光景でした。
商店街の協力も厚く、テーブルや備品をお借りしたり、飲食ブースを出展していただいたり、また普段は下ろしているシャッターを開けたお店も複数あったそうです。
イベント中に子供達がおもいおもいに描いた“魚”はデータとして取り込まれ、WEB上で優雅に泳ぐ姿をご確認いただけます。
homebaseYAIZUのクリエイター達が夜遅くまで画像の取り込みを行っていたことはここだけの秘密です。
こちらでご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
イベント終了後に土肥さんが「今日は本当に素敵なイベントをありがとうございました。孫も帰りたくない!とずっと遊んでいたし、話していた若いお母さんも本当に楽しかったと話していました。ありがとう。」という喜びの連絡が入ったと嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。
今後、他の場所での開催やイベントの継続開催に向けて方法を模索していくそうです。
2020年に完成予定の子育て支援施設「ターントクルこども館」の完成を前に、明るい未来の焼津がイメージできた1日でした。