2019.04.24

焼津人トークリレー【第2回】山本純礼 20歳

山本純礼

インタビュアー:
トークリレーのバトンが土肥さんから回ってきました、この度は宜しくお願いします。

山本さん:
私なんかで大丈夫なんですか???っていう感じで、ちゃんと喋れるか不安です。
頑張って喋りますっ!こちらこそ、宜しくお願い致します。

では、最初に自己紹介をお願いできますか?

山本純礼(やまもとすみれ)大学2年生です。今年成人式を迎えました。友人からはスーちゃんって呼ばれています。この春から大学3年生にあがり就活がはじまるのですが期待と不安な日々を送っています。

成人おめでとうございます!
とても大事な時期ですね。そんな貴重な時期に時間を割いていただいてありがとうございます。
では、早速ですが紹介してくれた土肥さんからの質問です。

★土肥さんからの質問★
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「スーちゃんは僕のことどう思っていますか?」
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どう思ってる?あ、え〜どう思ってるって難しいですね…
カリスマ性があって、料理もできる魅力的な男性だと思っています」笑

端的に回答いただきありがとうございます!
カリスマ性を感じるんですね、きっとこのコメントをみて土肥さんもニタニタしてることと思いますので、早速ですがインタビューに移らせていただきますね。
現在は焼津にお住まいですか?

いえ、焼津には土曜日に来ることが多く、実は生まれも育ちも静岡県富士市です。
富士山のお膝元、本当に富士山が目の前にあって自然に恵まれた場所で育ちました。大学へも富士市の実家から通っています。

富士市からだと焼津まではどう通っているのですか?

電車で来ています。静岡市草薙にある常葉大学に通っているのですが、電車で移動しています。

大学ではどんなことを学んでいるんですか?

「社会環境学部」の“地域社会コース”を専攻しています。「社会環境学部」って珍しい学部でまわりからもどんな学部かってよく聞かれるんですけど、日本だけでなく世界がイマ直面している地球環境や防災、危機管理についてを専門的に学ぶ学部です。
これらの分野を幅広く学ぶことで地域全体やグローバルな視点に立って社会システム全体を考え、社会に貢献できる人材を目指します。

というとちょっと難しく聞こえてしまうのですが…もともと自然とか生き物に興味があったのと、体を動かすことが大好きで、富士山に調査にいったりすることができるということを聞いて、この大学を選びました。実家から通えるというのも大きな判断材料でしたね。

campuslife

社会環境学部は2年次から「地域社会」「自然再生」「防災安全」の3つのコースにわかれるのですが、当初は「自然再生」コースに進む予定だったのですが、あることがきっかけで「地域社会」コースに進んでいます。

なんだかとっても興味深いことを学ばれているんですね。
進路を変更した“あること”とはどんなことですか?

はい、実は大学で知り合ったメンバーカフェを立ち上げたんです!その活動の中で“地域”とか“社会”への興味が膨らみこちらのコースに進みました。

学生でカフェを立ち上げた!?

はい、焼津の駅北「むすびCafe」というコミュニティカフェを運営しているんです。毎週土曜日限定OPENのカフェで私たちが心を込めて作るおむすびを提供しています。去年の11月10日にOPENし、6名のメンバーで試行錯誤しながら現在まで運営することができています。

 

「むすびCafe」もちろん知っています!新聞にも出ていましたよね?

はい、ありがたいことにテレビやラジオをはじめ、少しずつメディアにも取り上げてもらえるようになりました!メディアに掲載される度にお客様も増え、今では散歩のついでに「ずっと気になってたから入ってみた」と立ち寄ってくれる方がいたり、毎週お子様を連れて遊びに来てくれる常連さんまでいらっしゃいます。

このカフェを始めたきっかけなど聞かせていただけますか?

大学1年生の夏休みぐらいに仲良しメンバーとの話の中で“コミュニティカフェ”が話題にあがったんです。
“コミュニティカフェ”って最初聞いたときにはピンとこなかったのですが、一般的なカフェとは違い、通常のカフェ機能の他に地域の交流拠点になっているカフェだということを知り、大学生が運営しているコミュニティカフェが全国にあることにも驚き、調べれば調べるほど興味が湧いてきました。

具体的に動き出したのは2年生になってからで、話題になっている県外のコミュニティカフェにメンバーが視察に行ったり、視察報告会を開催し、地域の方から意見やアドバイスをいただいたりカフェの実現に向けて動き出しました。

もちろんお店なんて出店するの全員がはじめてのことなので、集まって話をしても何を話せばいいのかもわからず、ただただ時間だけが過ぎ、焦るばかりの日々でした。そんな時にバトンを回してもらった土肥さんや、地域の交流拠点「くるさ〜」の西村さんなど様々な人に助けを求め、アドバイスを受けながら少しずつですが形になっていったんです。

コミュニティカフェの準備中はとってもワクワクしましたがその分不安もいっぱい今このように運営できていることが夢のようです。

「むすびCafe」で印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。良かったこと、悪かったことなんでも

一番マズイなと思ったのは、OPENしたての時です。正直30名ぐらいは来てくれるかな〜と思ってたんですが、、蓋を開けてみると全然お客さんが来てくれなくて、、、。それが1ヶ月ぐらい続いて、このままだとカフェ自体の存続の危機でした。
何とかしなきゃと思い、手作りのチラシを自分たちの手で配ってまわったり、メンバーで話し合ったりしたのですがなかなかお客様が増えず集客ってこんなに難しいことなんだと痛感しました。。

そんな中で改善のきっかけになったのがお客様からのアドバイスでした。
看板わかりやすく
したり、メニューの見直し、張り紙を作ったりと試行錯誤しながら改善していきました。最近では営業時間終了前に売り切れになってしまう日もあるんです。

あと…ご飯が足りなくなってしまったこともありました。あの時は本当にヤバイと思いました。ちょうど最後のおむすび1個分のご飯が足りなくなってしまったんです。。心優しいお客さんだったのでことなきを得たのですが、お金をいただいてやっているので二度とこのようなミスはしないと胸に誓いましたね。

カフェをはじめて良かったことは大きく2つあって、一つ目はこのカフェをOPENできたことです。本気でやれば何とかなる!という経験を得たことは大きいですね。学生のうちに何かやり遂げたいという思いもあって、いろんな困難はありましたがOPENできたことが純粋に嬉しいです。

もう一つは「人のあたたかさ」を感じられたことです。焼津の皆さん本当に暖かい!
私たちのことを孫のように可愛がってくれる常連さんや、気にかけてくれる方々の多さに本当に驚かされました。カフェの運営についてアドバイスをいただいたり、お店にと本をご提供いただいたり本当に感謝しかありません。

本当に皆さんの思いの詰まったカフェですね!これからもカフェは継続していくのですか?

むすびCafeのスタッフが全員就活に入るので、カフェの継続の為にも後輩スタッフを入れないとと思っています。4月に入学してくる1年生をうまく引き込みたいと考えています。
また他の大学の方でもむすびCafeに興味がある方がいらしゃったら是非気軽にご連絡ください。

また、今後はコミュニティカフェなので、イベントも開催したいと思っています。
4月13日に初回のイベントを計画しています。

ありがとうございます!今後のむすびCafeにも注目ですね!
では、最後にちょっとプライベートな質問ですがスーちゃんの趣味を教えてください。

趣味はお菓子作りです。大学の友達に持っていくクッキーなどを作るのが好きです。
バレンタイン時期には気合い入れて練習から入って本番を迎える感じなんですが、今年はちょっと失敗しちゃったんです…
でも残念なことにあげる相手が家族だったんで、まぁまぁ大丈夫でした!笑

切ないエピソードを聞かせてくれて、ありがとうございます。カフェも就活も応援しています。
では最後に次の方をご紹介いただけますか?

はい、では一緒に「むすびCafe」を一緒に運営している焼津出身の(酒井)美奈さんでお願いします。

美奈さんへの質問をお願い致します。

★美奈さんへの質問★
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チャームポイントはどこですか?
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しっかりとバトンを繋がせていただきます。
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

■学生団体 phrase
facebookpページ

インタビューをした人:焼津市地域おこし協力隊_田中

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