焼津駅から徒歩3分のところに、ベトナム人オーナーさんが運営しているベトナムカフェ「Cafe Lam Yaizu」があります。先日「Cafe Lam Yaizu」へお邪魔してオーナーさんとおしゃべりしました。
オーナーのラム(Lam)さんは30代女性で、いつも素敵な笑顔で接客をしています。
静岡県立大学を卒業したあと藤枝市で「ホアスゥア」というベトナムハンモックカフェを開いて、およそ7年間営業していたそうです。「Cafe Lam Yaizu」は焼津市で新しく2018年8月にオープンしました。
店内のインテリアはとてもベトナム風です。ラムさんは生地が大好きで、店のカーテンや座布団は、カラフルな生地でつくられています。それに、周りにはベトナムの伝統的なノンラー(円錐形の帽子)やランタンが掛けられています。
店内の装飾は、ラムさんが旅行に行った時にお土産として買ったものや、地域の人からもらったものだそうす。「昔のハノイを舞台にしたベトナム映画を見るのが好きで、映画に登場する古い町並みからインスピレーションを受けて、お客様があたかも90年代のハノイにいるような臨場感を味わえるように「Cafe Lam Yaizu」を装飾しました」とラムさんは語りました。
ラムさんが作ってくれたコーヒーとフォーもいただきました。コーヒー豆はベトナムから輸入されたもので、ベトナム式コーヒードリッパーで淹れました。ベトナム人はコーヒーを飲むことを娯楽の一種としていて、コーヒーがドリッパーから滴り落ちることを見ながら友達と歓談したり一人で瞑想したりする習慣があります。
コーヒーをコンデンスミルクと一緒に飲むのもベトナム人の特徴の一つです。お好みの量のコンデンスミルクをカップの一番下に入れ、そしてドリッパーからコーヒーの滴が落ち切るまで待ち、最後にミルクとコーヒーが完全に混ざるようにかき混ぜるのは、ベトナム流のコーヒーの楽しみ方です。
チキンフォーも美味しかったです。スープは胡椒とパクチーの香りがしてベトナム本場のフォーの味の味がしました。
ラムさん、ご馳走さまでした!皆さんもぜひ一度「Cafe Lam Yaizu」へ行ってみてくださいね!

焼津まちかどリポーター
ミー
ベトナム出身。静岡の大学に通い、焼津でアルバイトをしています。焼津といえば、カツオやマグロなどお魚のイメージが思い浮かびます。まちリポの活動を通じてもっと焼津の魅力を発見できたらうれしいです。
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