2021.03.24

古民家「花沢の里」で自然体験

皆さん、「花沢の里」は知っていますか?

花沢は山の谷地にある30戸ほどの山村集落です。石垣と板張りの建物と山林など周辺の自然環境とが一体となって独自の歴史的景観を作り出しています。

焼津駅を降りて南口に出て、焼津循環線「さつき」のバスに乗って15分。高草山石脇入口を下車した後、徒歩30分ほどで花沢の里に到着します。無料の観光駐車場もあるので、車でも訪れることができます。

花沢の里は坂道も多いですが、風情ある景色や自然を楽しみながら散歩できます。

初めてここに足を運んだとき、日本の古き良き部分を感じました。それは、銀色の瓦屋根で覆われた家で、私が漫画で見た伝統的な日本家屋そのものでした。

家は軒並み斜面に建てられており、人に親近感を与え、ここに住んでいる人の関係が深くて、必要な時に助け合えると感じました。

その隣には家々に沿って流れる小さな川があり、そこにはいくつかの小さな橋が架けられています。周りにたくさん見られる木々が気持ちよかったので、深呼吸して久しぶりにフレッシュな気分を味わいました。

もう少し歩くと、「カントリーオーブン庭・蔵カフェ」を見つけました。看板の可愛さに魅了されて、お店に入ってみました。

 

そこで注文したのはクリームブリュレで、ベトナムにいるときよく食べたものです。カフェでは、「花沢の里」についての歴史的な写真などを拝見することができました。

とても居心地がいいところで、オーナーさんも親切で温かなおもてなしで私を迎えてくれました。そのうえ、ハンドメイドのお菓子は200円ほどで購入できます!これは驚くべきことです。

旅が終わってから、心が癒された気がしました。少し疲れた一人旅でしたが、焼津の新しい魅力を体験でき、心にもなんだか達成感がありました。みなさんもぜひ行ってみてください。

▽詳細はこちら

花沢の里~重要伝統的建造物群保存地区~(焼津市ホームページ)

https://www.city.yaizu.lg.jp/kanko/info/1-2-3.html

まちかどリポーター:ドゥック
この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター 
ドゥック

ベトナム出身。現在、静岡の大学へ在学中です。焼津で自分の好きなところを発見し、焼津の人・文化・料理などに触れ、新たな経験をしていきたいです。また、写真や動画編集などの面白いことにも挑戦したいと思い、このプロジェクトに参加しました。
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