日本ならではのものといえば、迷わず「花火大会」と答えたいです。
わたしは花火を見ることが大好きですが、コロナ禍では花火大会が次々と中止となり、花火観賞がなかなかできなくなってしまいました。
これまで静岡県内の花火大会をたくさん観賞してきましたが、なかでも2019年の焼津海上花火大会の美しさは特に印象に残っています。
この記事では、焼津海上花火大会の思い出を振り返りながら、花火の写真を上手に撮るコツをご紹介したいと思います。
コロナが終息し、花火大会がこれまでどおり開催されるようになったら、この記事を役立てていただけたらうれしいです。
① 焼津新港の防波堤から打ち上げられる「海上花火」
第44回焼津花火大会は2019年8月に開催する予定でしたが、台風の影響で11月に延期されました。
毎年11月に静岡で開催される大道芸ワールドカップと重なっていたため、わたしと友だちは静岡市内で大道芸のパフォーマンスを楽しんでから、夕方、花火鑑賞のために焼津に向かいました。
焼津駅から会場の焼津新港までは、大勢の人波が!
道沿いには、屋台がたくさん並んでいて、美味しそうな香りに元気いっぱいになりました。
静かな平日とは違い、とても賑やかなお祭りのような雰囲気でした。
そして、港に近づくにつれ、港特有の塩の香りが漂ってきて、ワクワクしてたまりませんでした!
焼津新港は広い場所なので、「どこからでも花火がきれいに見える」ということが特徴です。
特に、焼津海上花火大会は全国でも珍しい「2尺玉3連発」があります。
秋の夜空に音楽に合わせて打ち上げられる華やかな花火はまるでアート作品のようでした。
花火の美しさに感動しました!
② 友だちと屋台料理の美味しさとお祭りの雰囲気を楽しむ
そのとき、花火を一緒に観に行った友だちはちょっと特別でした。
彼らは交換留学生で、静岡に1年間だけ滞在している人たちでした。
彼らが初めて見た花火大会がこの焼津海上花火大会でした。
そのあと、コロナの影響があったため、結局その焼津海上花火大会が留学中に日本で観た最後の花火大会になってしまいました。
しかし、焼津新港で一緒に花火を観ながら話ができたことは、とても楽しい思い出です。
彼らはもう帰国してしまいましたが、オンラインで集まるとき、いつも焼津海上花火大会での楽しい時間を思い出します。忘れられない思い出になりました。
③ 初心者ができる、花火写真撮影のコツ
個人の趣味ですが、花火を観るとき、絶対にやることは花火の写真を撮ることです。
最初はとても下手でしたが、自分のカメラに合う方法を見つけて練習することで、少しずつスキルアップできました。
そこで今回は、自分がやってみた方法を紹介したいと思います。
花火をきれいに撮りたい皆さんの参考になれば、うれしいです。
まず、必要なものは、光の露出やシャッタースピードを調整できるデジタルカメラと三脚です。
花火を撮影するときは、長時間シャッターを開けておく必要があるため、三脚が必須です。
手ではどうしてもブレてしまいますので、三脚でカメラをしっかり固定します。
次に、「撮影場所」にも選ぶコツがあります。
できるだけ外灯のない、暗いところが良いです。
最後に、「カメラの設定」が大事です。
今回、紹介するのはオートではなく、マニュアルモードでの撮影です。
①カメラをマニュアル露出(M)のモードに切り替える
②F値(絞り値):F11~F16
F値でカメラに入る光の量を調整します。
F値を大きくして、光が少しだけ入るように設定すると、花火がよく見えます
③シャッタースピード(速度):0.5秒~1.5秒
花火の一瞬を押さえるために、できるだけシャッタースピードを早く設定します
この方法を使って焼津海上花火大会でたくさんの花火の写真が撮れました!
撮れた写真がこちらです!
2019年の焼津海上花火大会はとても楽しかったです!
友だちと充実した時間を過ごすことができました。
やっぱり、静岡、焼津は自然も豊かで、暮らすのも楽しい場所ですね!

焼津まちかどリポーター
スイートピー
ベトナム出身。大学入学を機に静岡へ。焼津の会社に就職したことをきっかけに、焼津の文化・価値を発見して、多くの人に伝えていきたいという思いがより強く。趣味は写真を撮ること。
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