焼津まちかどリポーターの渋谷です。
ふだんは、「らしさ」を大切にデザインやまちづくりの仕事をしている株式会社ナインを経営しています。
実は、私は焼津と東京の二拠点生活をしています。
本社や自宅は東京なのですが、焼津にも支社がありまして、ほぼ毎週焼津に来ています。
この記事も東京から静岡に向かう新幹線の中で書いています。
焼津生まれで今も実家は焼津にあるので、ちょっと特殊な状況ではありますが、今回は、焼津と東京の二拠点生活・テレワークが割と現実的で快適ですよ、というお話です。
特に、二拠点生活やテレワークの「入門編」にはちょうど良いと思うポイントを3つほどお伝えしたいと思います。
ポイント① 本当に東京から近い
静岡駅近くから見える富士山
移住促進の話ではよくアピールされる点ですが、本当に「東京と焼津は近い」です。新幹線を使えば1時間半で移動できます。
私も焼津に行くときは、朝9時に東京駅を出て、焼津に10時半に着くというスケジュールが多く、すでに日常になっています。
これだけテレワークが進んでいるので、逆に普段は焼津で働いて、打ち合わせや気分転換で東京に行くという暮らし方も現実的ですし、1時間半なので日帰りも余裕です。
東京(あるいは名古屋)から距離で考えると、「完全テレワークはちょっと不安」という方にも、優しい場所にある街です。
ポイント② 海・山・街が近い
焼津港までは焼津駅から徒歩5分
焼津は比較的面積の小さな市で、海と山と街が近くて便利です。
「さかなの街」「海の街」のイメージ通り、海や港は身近なのですが、人気のハイキングコースがあるなど山も近くにあります。
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「大自然に囲まれた田舎暮らし」という感じではないものの、住んだり買い物をしたりする場所も含めて、海・山・街が近くコンパクトです。
焼津のオフィスには自転車通勤をしているスタッフもいて、自宅、会社、駅、海、買い物の移動は自転車で済ませているようですし、駅からハイキングコースの入り口までなら自転車で行くこともできます。
生活の利便性もありながら、ほどよい自然も身近にある「ちょうどいい街」だなと感じています。
ポイント③ チャレンジしやすい
最近始まった焼津駅前のマルシェ
これは少し特殊なニーズかもしれませんが、私は色々と「活動」「創作」することが好きです。会社としても、例えば、マルシェやワークショップ、コーヒースタンド、ワークスペース、カフェなどの活動・創作にチャレンジしています。
東京のような大都市ではこのようなチャレンジをしようとしても、チャレンジ自体のハードルが高くなってしまいます。
一方で焼津は、東京に比べスペース的に余裕もあり、チャレンジのハードルは低いです。それだけでなく、焼津市の人口は13万人以上あり、試みの反応も見やすい環境だと言えます。
本業の傍ら「いつかやりたかったことにチャレンジしてみる」という暮らしも焼津ならできるのではないでしょうか。
以上、二拠点生活やテレワークの「入門編」には、焼津がちょうど良いと思うポイントでした。

焼津まちかどリポーター
しぶたろう
焼津市出身。焼津と東京の二拠点で生活し、デザインとまちづくりの会社「株式会社ナイン」を経営。焼津駅前通り商店街ではコワーキングスペースHomebase YAIZUを運営し、「商店街に創る人を集める」をテーマにまちづくり活動をしている。現在、同商店街で「ものづくりデパート」を準備中。
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